レスキューされる犬たち

寒いですね！みなさん風邪引いてませんか？
パパさんはこんな寒い時に新潟へ出張しています。
大丈夫かなあ・・・。^^;
さて、今日はちょっと真面目な話です。
私がセンターに通い始めて約半年になりました。
犬の譲渡にかかわる仕事は大変楽しい（明）そして
譲渡犬の選別の仕事は大変悲しい（暗）。
いつまでもこの＂暗＂を無視するわけにはいきません。
先月、覚悟を決めて収容犬の部屋へ行き、厳しい現実を見てきました。
収容日ごとに部屋は分かれ、一番奥にはガス室が・・・。
多い日には１０匹近くも収容されています。
家から脱走して保護された犬や、苦情を受けて捕獲された犬、
遠く宮古、石垣からも送られてきます。（県の施設なので）
この犬たちの中で飼い主のもとにかえる犬は本当にわずかです。
なぜかというと、遺棄されたから。
ほとんどが捨てられた犬なんです。
この子達は自分達がこの後どうなるか
わかってるんじゃないかと思います。
私たちが傍に行くと、近寄ってくる犬たち。
威嚇するような犬はいません。
諦めたようにスペースの奥でじっと座っている子もいますが、
みんなおとなしく手を出すと匂いを嗅いできてくれます。
悲しい目をしています。
誰がここから出してくれるのかな？と一生懸命こちらを見ています。
すぐにでも出してあげたい可愛い子がいっぱいいます。
（この犬たちがほとんど処分されるの？本当に？）
悲しすぎる現実でした。
ごめんね
助けてあげられない。
今も忘れられない犬たち。
センターで譲渡に回される犬の基準は厳しいです。
まず子犬や若い犬（１～３歳くらいまでで）で、健康状態が良いこと。
この条件に当てはまる犬はなかなかいません。
この中から若くて友好的で条件に合う子を選ぶのですが、１、２匹ほどです。
（人気のトイプードルやチワワのような純血の子は
年齢が高くても譲渡犬になることもあります。）
ちなみにそんな子がどうして？と思いますが、
心無いブリーダーによる遺棄もあるとのことです。
書けば書くほど悲しくなってきてしまいますが、
ここからちょっと嬉しい話をします。
センター側で救えなかった犬をレスキューしてくれる人達がいます。
保護の期限が切れる日にセンターから引き出してくれているんです。
いくつかの団体がありますが、その中で
NPO法人「ワン´ｓパートナーの会」さん。
県内はもちろん東京の「わんずぺーす」さんとの提携で、
たくさんの犬をレスキューしてくれています。
レスキューされた犬は預かりボランティアさんの家で里親さんが決まるまで
面倒を見てもらっています。
代表の比嘉さんのお宅には、飼い犬と預かり犬で１０匹もいるんです。
最近ブログを見て知りました。
この犬たちが譲渡されたらセンターから引き出すことができると言って、
毎週、啓蒙譲渡会を開催されています。
ちなみにワンズさんの譲渡の条件を見ると、センターより厳しく
環境調査までしてくれていて、
間違いのない家族に譲渡されています。
ありがたくてたまりません。
シェルターがないので、ボランテァさんの厚意にたよるしかないとのことで
多くの預かりボランティアを募集中です。
私も出来ることなら預かりたいです。
一軒家だったらなと思います。
センターで助けられない犬たちをレスキューしてくれている「ワン´sパートナーの会」を
みなさんに知っていただきたいと思い、
気分を害されることがあるかも知れないけど、書かせていただきました。
譲渡会は毎週日曜日、
第１から第３日曜日は「ファーマーズマーケット与那原」、
第４日曜日が南風原の「環境の杜ふれあい」（リサイクルセンター近く）
で開催されます。
第４日曜日だけはチャリティバザーもあります。
時間は午後１時から４時です。
明日の日曜日が今年最後だそうです。
環境の杜にて、チャリティもあるので
県内のみなさんは是非一度足を運んでみてください。
どうぞよろしくお願いします。
私もこれからできる限りのお手伝いをさせていただこうと思っています。
長くなりましたが、最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

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追記
預かりの犬の食事代やトイレシーツ代は預かりボランティアさんの御厚意で
支出していただいてますが、
医療費はワン´sパートナーの会から支払われています。
毎年の収支を見るとかなりの赤字続きとなっています。
もしご協力いただけましたら、負担にならないご寄付をお願いします。
（振込み先）
郵便局・・・０１７７０－９－９８１９０
ワン´sパートナーの会（ワンズパートナーノカイ）
比嘉さんのブログも是非ご覧ください。
ブログ
blogs.yahoo.co.jp/oldboyjr2000/64469722.html
ホームページ
onesdog.net/
ありがとうございます。