昨日は愛護管理センターで動物慰霊祭が行われました。
新聞にも載ってましたが、沖縄で昨年度殺処分された犬猫の数は、
全国ワースト4位だったそうです。
減ってきているとは言ってもまだまだ高いのが現実です。
それでも新しく法律ができて、
センターが引き取りを拒否することができるようになったんです。
その他にも、ペットショップの安易な販売を法律で禁止できるようになりました。
(対面販売できちんと飼って貰えるように指導すること・
生後56日未満の子犬の販売禁止を義務付け等)
これからはもっと殺処分率が低くなっていくと思われます。
本当にもっと早くこの法律を通してほしかったです。
大里の沖縄動物愛護管理センターでの譲渡も、
誰にでも譲渡しているわけではなくて、
家族の同意があるか、
終生飼いつづけてくれるか、
多頭飼いをしていないか、(犬に限る)
番犬としての譲渡希望ではないか、
経済的な余裕があるか、(犬、猫にはお金がかかるものです)
年齢制限を超えてないか、(超えていれば、もし飼えなくなったときに
引き継いでくれる保証人が必要)
そういう条件にあった方で、センターで行われる講習を受けていただいた方のみに
譲渡しています。
年齢制限は65歳未満の方となります。
高齢者が犬を飼いたい気持ちもわかります。
ただ、センターに「もう飼えなくなった」と引き取りを依頼してくるのも
ほとんどが高齢者という現実があります。
(引き取った場合は次の日に殺処分されます。捕獲した場合は5~6日猶予があるようです)
最近の譲渡会ではご高齢の方がよくみえるので、
大丈夫かな?と気をもむことが多くなりました。
一昨日の譲渡会でも、70を超えてると思われるご夫婦が
家族の同意(引き継いでもらえる)があったので
講習会を受けられたのですが、
結局、「もう一度考えてみる」と言って、
子犬をもらうことを諦めて帰って行かれました。
実際に犬を飼うことは思ってるより大変なことだと気づいたのでしょうね。
そんな残念なときもありますが、
それでもこのセンターから犬を家族に迎えてくれる人がいることは
とってもありがたいし、嬉しいことなのです。
そして、「その犬が今では大切な家族の一員
毎日私たちを笑顔にしてくれる天使だ」と喜んでくれる人がいます。
琉球新報の読者の声に投稿されたその方の文を読んで
本当に嬉しく思いました。
毎週水曜日には、犬たちの幸せを願いながら
新しい飼い主さんにどうぞよろしくお願いします、と手渡しします。
終生飼ってもらわれず、
不幸な最後を迎えた犬猫たちの冥福を祈ります。
カレンダー
2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 -
最近の投稿
最近のコメント
- 辛いこともあったけど幸せな時間でした(*´∇`*) に おかちゃん より
- にんにくと柿(*´∀`) に さとくん より
- にんにくと柿(*´∀`) に かつくん より
- にんにくと柿(*´∀`) に さとくん より
- にんにくと柿(*´∀`) に おかちゃん より
- 遅れた予防接種(*´-`) に さとくん より
- 遅れた予防接種(*´-`) に ふみっち より
- 長い夏休み(^_^;) に さとくん より
- 長い夏休み(^_^;) に おかちゃん より
- 朝顔 に さとくん より
ミイ君は幸せそのものだけど、
世の中には、動物愛護精神のかけらもない人たちが居て、
憂鬱になることがあります。
幼少時の情操教育が不足していたのか、
こんな人たちは、動物たちからの癒しを受けたこともないのか、
それすらも感じないのか?
例え逆境であっても、心の豊かさは持っていて欲しいと思いますね。
ミイ君は、幸せそうでいいなあ~。
ミイ君が幸せだと感じてくれてたら嬉しいですね~♪
前に読んだ熊本市の殺処分を減らす取り組みを書いた
「ゼロ」 では、殺処分に苦悩する獣医師の心情が
痛いほど伝わってきて、悲しくなりました。
だいたい処分するのが行政の獣医師ということにも驚きました。
これほど悲しいことはないだろうと思います。
命を救うために獣医師になったはずなのに・・・。
センターでは水曜日に
引き取ったり、苦情により捕獲した犬たちの中から
譲渡に向く犬を選別するのです。
選別にあたってはたくさんの目で見たほうがいいとのことで、
私たちボランティアもそれに加わるのですが、
私は未だに参加できないままです。