生きてる？？！！

ウォーキング２日目。
まさか一日坊主で終わるわけには・・・プライドが許さない！と、微妙に筋肉痛の体に鞭打って出かけました。
そしてマンションを出て３０歩ほど歩いたところで私は凍りついて動けなくなったわけで。

「誰かが歩道に横たわっている！！」
「なぜ？？」

しばらく放心したあと
（と、とりあえず生死の確認をしなきゃ。もし呼吸をしてないなら救急車・・・）と、街灯のうす暗い中近付いてみる。
赤いポロシャツ、ジーンズ、若い女の子だ。
髪はショートカットの茶髪。耳に小さなリングのピアスが２つ。
胸が動いてない！腰は？目をこらすとかすかに動きがあるような・・。
勇気を出して「大丈夫ですか？？？」と体をたたいてみる。
反応なし。
もう一度揺すってみる。わずかに動いて深呼吸した！！
(よかった！！！生きてる！！！)
(多分飲みすぎて、家と間違えて寝ちゃたのね（＾－＾））
救急車は呼ばなくても大丈夫かなと、｢危ないですよ～寝てたら！！」と声をかけてウオーキング再開。

でも…その間ずっと(放置してよかったのか？)(明日の新聞に載ったら？？）と、気が気ではなく(私が帰る６時過ぎまでには目が覚めて家に帰ってますように！！）と祈りながら・・・。
なんとなく足取りも重く、昨日よりも遠くまで歩いて６時２０分頃家の前の道路に到着。
（もう夜が明けて人通りもあるから大丈夫！！私より先に誰かが起こしてくれたはず！！）と思いながら角を曲がると、・・・・・・・・・・・

あの遠くに見える赤は・・・・・・・。

信じられない気持ちで近付く。
だって今まで通ってた人達素通りっ？？考えられない！！！もう朝なのに！！

（やぱり私が起こすのか・・・。）

もう一度勇気を出して、さっきより強めにたたいて
「お姉さん！！大丈夫？？？もう朝だよ！！！起きたほうがいいよ！！！」
トントン！！！
「・・・うん・・・。」
おお！！！
反応した！！！
「飲みすぎたの？？もう６時すぎたよ！！！さっきも起こしたんだよ！！みんなに見られる前におうち帰った方が好いよ！！！ぞうりも脱げちゃってるよ！！！」
ユサユサ

「・・・・・ああ・・・・？？？んんん・・・？？？」
目が覚めた！！！
｢大丈夫？？？もう大変なってるよ～(笑）」
ここで完璧に現実の世界へ！！！
「えっ！！！わっ！！！マジですか！！！」
(マジですよ。笑）

起き上がるとフラフラしてる。
｢飲みすぎた？？おうち帰れる？」
「あ。はい。だいじょぶです。」
ふらつきながら歩き出す。
ここでやっと第三者登場！！
｢え～大丈夫ね～？？家まで帰れるの～」とおばちゃん。
「はい、すぐ近くなんで。笑」
（すぐ近くなんだ。・・・私顔おぼえちゃった。・・・（・・）；）

でもホントに生きてて良かったああああああああああ！！！
もう若い女の子が外で寝たらだめよ！！！（笑）